ウォータージェット工法は環境にやさしい未来に負担をかけない工法です。

社長の独り言


社長の独り言

お疲れ様です。

いつもお世話になり有難うございます。
これは我々の失敗談を綴ったもので暇な時に書き足していこうかと思っています。
関係者の方々にはお腹立たしい事があるかもしれませんが、当時失敗ばかりの我々を見捨てずに使っていただき、ただただ感謝いたしております。

恥かいてなんぼ

1991年3月、配管(直径約2m)の切断から弊社のウォータージェット業務がスタートしました。
スタート当時の弊社ポンプのスペックは2,000kgf/cm2、14L/minで今では信じられないかもしれませんがエンジンはシーマの3000ccを使っていました。
このシーマのエンジンは案外力がなく後で泣くことになるのですが当時はエンジンとポンプの組み合わせも手探りで間に合わせが多かったように思います。
当時馴染みのないウォータージェット工法を知っていただくために説明会を何回も開かせていただき切断テストを行うこととなりました。
テスト当日は担当の方に御尽力頂き、多部署から沢山の方に来ていただきました。
テストを行う側の我々も素人に少々毛が生えたようなものでテスト当日は全員超緊張状態でした。(実は今でもそうなんですが)
テストは配管の切断でしたが切断冶具のモーターの調子も今一でおまけに雨も降り出し厳しい条件になってきました。
湿気が多いと研磨材の流れが悪くなり、時々塊が流れたりするため途中切れないところが出たりといつもの失敗パターンになってきたと感じていました。
雨養生のビニールのためモーターの熱が逃げにくいのが原因か、研磨材が悪さをしたのかスピードの微妙な調整ができません。
進みが早くなれば切れないところが出るのでと思い、遅くすると止まってしまう。
切れないところはバックをして切るのですがその回数が多くなり、とてもスムースとは言い難い状況でした。
そしてここで決定打を食らうことに。
元々大きかったポンプの音がさらに大きくなり、振り向くとあのシーマのエンジンが真っ赤になっているではありませんか。
すぐさまストップさせてその日のテストは終了になるという、なんとも厳しくも無残なスタートとなってしまいました。
後日行った2回目のテストもおよそうまくいったとはいえませんでしたがお客様の必然性にかられ何とかウォータージェット工法を採用していただきました。
ウォータージェット工法スタート当時は施工の回数だけ恥をかいていました。
ウォータージェット工法の先駆者を気取りながらもそれゆえにわからないことも多く困惑しながらの施工がしばらく続きました。
石油類配管や内面にライニングがしてあるものまた、施工箇所周辺が火気使用禁止箇所等、ウォータージェットでの切断工事が増えてくるのではと切断をメインに考えてスタートしました。
しかし、次第に塗膜剥離や素地調整の仕事が多くなってきました。現在もこの仕事を主に行っていますが、切断の仕事も年に何件かあり、その他コンクリートハツリ、プラント設備の洗浄等の仕事も当初から20年近く行っています。

アルミ溶射って硬いの?

アルミ容赦の剥離の仕事を頂きました。
メーカーに聞けば「実績があります」との返事でしたので喜び勇んで現場に向かいました。
現場に到着しホースの敷設を行いましたがその距離の長さにびっくり。(150m位あったのではないでしょうか)
当時のホースは内径が4mmで長さは10mでした。当然圧力損失も大きかったため、手元ではいつもより力がないなと感じていました。
今でこそ圧損率の数字はどこでも手に入りますが当時はそんなことなど頭になく、いつもより剥離に時間がかかるため、「アルミ溶射恐るべし」とアルミ溶射の硬さに悶えながら、皆作業をしていました。
また、電動式のガンヘッドには12穴のノズルがあり1穴からの水の量が今とは比べ物にならないほど少なく、今思えばアルミ溶射の剥離作業には向いていない代物でした。
しかし我々は諦めることなく「他の工法では剥離できないのだから」とある種の優越感に浸りながら黙々と、ただ黙々と剥離作業を行いました。(結果当時はこれしか方法がありませんでした)
見積もりとはかけ離れた工数になったことはご推察の通りですが、この時、もう一つ大きな問題が発生しました。
な、な、なんと打った後から錆が出ているではあーりませんか。
最近でこそ当然のごとくどこでも使用しますが、当時はインヒビターなどと言う英語か、フランス語かもわからないような言葉は聞いたことがありませんでした。
黙々と作業を進めていた我々にさらにバフ掛けという新しいカテゴリーの作業が加わりました。
多方面から応援をいただき竣工にこぎつけましたが担当の方には大変ご迷惑をおかけしました。
しかし、その後も何度か同じ工事を発注していただき感謝の念に耐えません。
ありがとうございました。(合掌)

オイルサンドってなに?

ある日タンクの底板の切断をお願いしたいとのお話を頂きました。
初めてのお取引でしたが某メーカーからの紹介でしたので弊社を信用していただきすぐに準備をし現場に向かいました。
底板の厚みは9mm程度であったと記憶しています。
平らな9mmの鉄板を切るだけです。
この状況の何処に問題がありましょう。
トラバース1台で十二分。
簡単に終わらせて意気揚々引き上げようと車中盛り上がっておりました。
しかし盛り上がったのはここまで、以降は盛り下がりっぱなしの現場の幕が上がりました。
タンクの中でのセットが完了しポンプのスイッチを押し噴射後トラバースのスイッチを入れスピードの調節をします。
板厚9mmだと150mm前後は進むと頭にインプットしてあるのでダイヤルをその位置に合わせました。
しかし貫通をし前進をさせますが水の跳ね返りが多く切れていないようです。
スピードを落としますが切れません。
更に、更に落としていきます。
その時視線を感じ顔を上げると担当の方が心配そうな顔で見ておられます。
しかしここで私たちが不安な顔は出来ないので担当の方には作り笑いで応対しておきます。
1分で10mm程度進んだでしょうか。
予想とは大違いでまったく切れません。
「圧はあがってるのか」大きな声がタンク内に響きます。
2,500kgf/cm2のMAXまで上げましたが早く切れる様子はありません。
「ガーネットが来てないぞ」タンク内は湿気が多く研磨材の流れが若干悪いように感じましたが、これが原因だと特定するほどのことはありません。
ミキサーとフォーカスノズルを交換しました。
ここに問題がないとお手上げです。
お手上げでした。
切れません。
原因がわかりません。
材質は普通のSS材でした。
頭の中は真っ白。(今でもよくなります)
お客さんが集まってきました。
お客様「いつごろ切り終わるの?」私「始まったばかりなのでまだわかりません」お客様「じゃわかったら教えてね」私「わかったら連絡します」
その後私が作業の終わる時間を連絡することはありませんでした。
汗とも冷や汗ともわからないものが流れ出しタンク内は息苦しく時間ばかりが過ぎていきました。
夜中一人のお客さんが「オイルサンドが原因かな」とポツリと言われました。
「何ですか?オイルサンドって」
基礎の上に腐食防止のためオイルサンドを敷き詰めているらしいのですがそれが原因とはすぐにはわかりませんでした。
どうにかこうにか切り進んでいくうちに三角の穴が開きオイルサンドを確認しました。
敷き詰められたオイルサンドをスコップで取り除き基礎と底板の間に何もない常態で切ってみると通常のスピードで切れるではありませんか。
そうかこれが原因か。
納得しましたがオイルサンドを取り除く方法はありません。
切っては届く範囲取り除き、また切るというベターアンドベストな方法で続けるしか方法はなく2日目の朝を迎えました。
午前中にもう1台準備し2台体制で作業を進めましたが出口が見えません。
業を煮やしたお客さんが別部隊を連れてこられました。
10人位で手に手に電動ドリルを持っています。
ドリル部隊の活躍で3日目の昼頃作業が終了しました。
残念ながら私は3日目の朝から仮眠を取っていたのでこの大フィナーレを目にすることはできませんでした。
後日感謝状を頂きました。
お客様のこの懐の深さにただただ感謝です。(合掌)

不戦敗その1

「通れるか?」
「大丈夫でしょう。」
切断工事の現調に来て問題が。
コンクリートブロック塀の切断の依頼を受けました。
「ごく普通の200mm程度のブロックですので鉄筋が所々の入っていますが問題なく2~3日で終わります。」
依頼主にはそう言って音と排水の問題もクリアできそうでした。
問題とは現場までの道幅で4トントラックが通れるかどうか微妙な感じでした。
住宅街を通る必要があるため塀に囲まれた道路を通らなければなりません。
正確に道路幅を測り会社に帰りトラックの幅、長さを測り簡単な模型を発砲スチロールで作りました。
テーブル上に道路を造り発砲スチロールの4トン車を通すシュミレーションを行いました。
ギリギリでしたが数回切り返せば通れることがわかりました。
施工当日4トン車2台とライトバン1台で現場に向かいました。
ライトバン先行で住宅街の中を進んでいきます。
問題の個所は数か所ありますが最初のコーナーに差し掛かりました。
ライトバンを降りトラックを誘導します。
が全く通れません。
左にいっぱい寄せて通れば問題ないはず。
もちろん内輪差も考慮してのシュミレーションでした。?????????
「左に寄れない」「どうして」「電柱」「えっ」
なんとコーナー手前数メートルに電柱があるではありませんか。
完全に見落としていました。
撤収です。
不戦敗となってしまいました。
現場に通じる道はこれ1本しかありません。
進んで来た狭い道路をバックし大通りに出て帰路につきました。
私は依頼主に平身低頭何度何度もお詫びをしたのはもちろんですが電柱に気が付かなかった自分に腹が立ち、一緒に行ったスタッフにも申し訳なく、穴があったら入りたいを実感しながらの帰社となりました。
以降、道幅が狭い道路を通らなければならない時は実際現場まで行って通行の可否を確認するようになりましたが、今思い返しても鳥肌の立つとても辛い1日でした。

不戦敗その2

大変な問題が発生しました。
翌日から作業のため打ち合わせと段取りを行う予定で構内に入りました。
打ち合わせが進み「午後から段取りを行います」と言った後、お客さんがポツリと言いました。
「駆動方式は油圧か?」「いいえ、モーターです」「じゃ、防爆タイプか」「いいえ、普通のモーターです。前回と同じものです」
数回この現場には入っていて施工の実績があります。
切断も今回が3回目でしたので何の問題意識も無く前回と同じ方式で行う予定でした。
「防爆じゃないと、作業できないよ」「どうしてですか」「なに言っとる、ここの現場の常識だ」
我々は今まで常識を破ってきたのでしょうか。
「今回は作業範囲が全域なので一部定修箇所を除いてすべてオンサイト扱いになり火気は厳禁だ」ということでした。
青天の霹靂とはこのこと。
大声を出したいところをグッとこらえそして冷静を装い「大変申し訳ありませんが一旦、撤収させて下さい。」と現場責任者の方に言いました。
すると責任者の方が「いや、ここでは常識だが他の人にとってはそうではない。仕様書にも書いてなかったのはこちらのミスだ」
な、なんという器の広さ。まだこのような人が日本にいたのか。
工事を遅らせれば当然ペナルティーがあります。
8日間程度の仕事でしたが本工事の後工程もあります。
人員の確保も必要です。
金額に換算すると百万単位の金になるでしょうか。
それを「帰って十分な準備をしてからまた来てくれ」と。
なんという太っ腹。なんという慈悲深さ。
しかし結果2度目の不戦敗となってしまいました。
が、今回は再選のチャンスをいただけたため、すぐさま帰社し冶具の作成を始めました。
その間客先と連絡を取り防爆のレベルも確認し現場で使える冶具を用意し再度現場に向かいました。
そして若干の躓きはあったもののほぼ予定通りの行程で竣工できました。
太っ腹の責任者の方にただただ合掌。

結露って眞露の親戚か?

ぽかぽかとなんとも気だるく全身に春を感じる季節での出来事でした。
2ヶ月以上続いたこの仕事もいよいよ終盤の塗装工程に入りました。
コンクリートの地肌に塗装をします。
密着度が増すように目荒しをし、1層目、2層目と塗り進みました。
そして更に3層目、4層目の塗りの作業を終了し、後1工程を残すのみとなりました。
次の朝、気温が急上昇し「暖かい」というより「暑い」という言い方が合うような日になりました。
「結露だ」
先に作業場所に下りていたスタッフが大きな声で言いました。
最も心配していたことが起こりました。
すると別のスタッフが「結露って眞露の親戚か?」
「バーカ」「バーカ」「バーカ」「ぜんぜん面白くないぞ」「死ね」と彼に皆から容赦のない罵声が浴びせられました。
バカにはかまわず作業場所に下りてみると見事に結露しています。
作業場所は暗渠になっており外気とはかなりの温度差があります。
ウイスキーのロックを飲むとグラスの外側に水滴が付いてしまう、あの現象です。
さあ大変です。
今日は一日晴天で気温が高くなるという予報が出ています。
昼にかけてさらに気温が上昇してしまうとノーチャンスです。
塗装は明日に持ち越しになりました。
そして次の日、またしても結露しています。
昨日天気予報で気温の予想を見て、今日も塗れる可能性は低いと思っていました。
さて、どうするか。
これから日ごと暖かくなり温度が上昇していけば塗れなくなってしまいます。
お客さんとも相談し、夜中に作業をすることにしました。
夜中作業の許可を頂き、夜10時に集合し中に入りました。
がしかし、結露しています。
相談した結果、2人残し他のスタッフは帰宅することにしました。
2人には結露の状況を1時間ごとに調べるよう指示を出しました。
翌朝、2人の取ったデータを見ると2時頃にはまだ若干の結露がありましたが、3時過ぎにはほぼ無くなっていました。
しかし、7時頃再び結露が起こり始めています。
「果たして4時間で塗れるのか、何か他の方法は?」などと悠長なことを言っている場合ではありません。
4時間で塗るしかありません。
再びお客さんに了承してもらい2時に集合し夜中の作業となりました。
通常の4倍程度の人を集め2日分の工程を1日で終わらせる作戦です。
が、一足先に来ていたスタッフが私の顔を見ると×のサインを送ってきます。
聞くと「今日は昨日より暖かく、結露が収まらない」と言います。
しかし、早く終わらせないとますます条件が悪くなり塗装工事が中止になってしまいます。
完全に仕上げないと効果が無いのでこれまで塗った4層の意味がありません。
さて、さて、さて、どうしたものか。
その後の工事時に導入した除湿機や冷房装置の導入はこの時解決案に出ることは無くまったくのノーアイデアでした。
しかしここで起死回生のグッドアイデアが出ました。
「皆で拭こう」 「えっ」「そんなの有り?」 「うん、結露を拭き取って更にシンナーで拭けばいけると思う」 「なんで今頃?」
横にいたメーカーの人に聞くとそれならいけるだろう、ということでした。
しかし、この人数では出来ないため翌日に再度集合することになりました。
翌日も晴天でした。
昨日の更に倍の人数を集め12時に作業を開始しました。
結露を取る部隊とシンナー拭き部隊、そして塗装部隊に別れ作業を開始しました。
大勢で始めた作業は翌朝早く終了しました。
この現場後、前述した除湿機等の対策を採るようになりました。
翌朝、お客さんに確認してもらうため中に入りました。
やはり結露があり塗れる状態ではありませんでした。
お客さんに「この結露のお陰でずいぶん苦労をしました」と言うと、お客さんが
「結露って韓国の焼酎みたいですね?」 「・・・・・・・・・・・・・・・・」
我がスタッフと同じレベルの冗談を、しかもこれだけ苦労した後に。
私は最高の笑顔で、
「はい、昨夜40人この中に入り結露でどんちゃん騒ぎをしました」
(落ちの無い話でどうもすみません)

終わるのか?

その工事は5月から始まりました。
妙に緊張感のある現場で現場入りする前に何度もテストをしての入場でした。
テストは概ね良好でそこから日当たりの施工数量を導き出しました。
「1ヶ月~1ヶ月半工期をみておけば十分だろう」
仲良し社長と電卓を叩き前祝いに繰り出しました。
施工初日、まず資機材の搬入で躓き(搬入口が狭い)ホースの敷設にクレームがつき、挨拶が悪い(特殊な場所でお客様に不快な思いをさせてはなりません)と再教育を受けました。
いざスタートをしてみるとテストの状態とは似ても似つかず
密着状態抜群で取る必要があるのかとこの日の作業が終わって皆が異口同音に言う程良好な密着状態でした。
客先立会いでテスト時の1/5程度しかはつる事が出来ません。
ということは工期は5倍?
そんなことは絶対にゆるされません。
元請け殿から言われる前に対策を立てなければなりません。
さあどうしよう。
治具の改良が必要でした。
旋盤屋さんに頼み込んで何とか作ってもらえることになりました。図面も起こさず私の下手な絵だけで見事に仕上げてくれた旋盤屋さん「あんたはえらい」
翌日これを持ってテストを行いました。
施工は出来るものの躯体を傷つけるのでNGです。
もっと躯体と平行になるよう平たくする必要がありました。
すぐさま電話を入れ改良をお願いしました。
その間も施工は行っていますが進捗状況は芳しくありません。
治具の完成を待つ間に応援をお願いしなければなりませんが
5月、6月は定修の時期で何処も猫の手も借りたいほどの忙しさ。
応援を呼ぶのも簡単ではありません。
また、少しでも安く工事を終わらせるためにポンプをまとめて借りようとレンタル屋さんからオペレーター付きで来てもらいました。
結局応援は仲良し社長の顔で関西から来てもらえることになり一安心。
さあ、準備万端これから遅れを取り戻すぞと顔合わせ会で皆さんにお願いし、この後は元請け殿から夜遅く呼び出しのかからない安らかな日々を過ごせますようにと神に祈りました。
翌日電話が鳴りました。
恐る恐る出で何かと尋ねると「うるさい」と。
「そりゃ1孔で施工しているのである程度の音は仕方ないです」と
言う勇気もなく、勤めて明るい声で詳しい状況を聞くと、65デシベル以上になるので中止にしたと。
で再びあんぐり。
「えっ」それって安息音では。
「そんなの無理に決まってるじゃないですか」相手に聞こえないよう30デシベルで話し、すぐさま80デシベルで「すぐに行きます」と
現場で聞いた音はなるほどなるほど。
しかしこればかりは対策も打てず何とかして欲しいと
ハード面の改良をお願いした。
吸音材を貼ってもらい外に漏れるに音を小さくしてもらウことに。
が出るものは出る。
結局ごまかしごまかしで音の問題は最後まで解決とは、ならなかった。
更に問題が。
「うるさいんです」「何が」「ポンプが」
当たり前。防音タイプと言えど65デシベル以下のポンプなんて聞いたことが無い。
「そんなポンプは止まってるにきまってる」とも言えずまたもや元請け殿にお願いする。
すると5~6台のポンプを「全部囲ってしまえ」とポンプの家を作ってしまった。
金持ちの会社はやることがすごいね。
あっという間に完成。
しかし今度は熱がこもってポンプがオーバーヒートしてしまう。
「換気ファンを付けろ」ほぼ1日で工事終わり。
何とももはや素晴らしい。この会社は飛び切り決断が速い。
これで順調に行くんだろうな。
ご想像の通り翌日も電話は鳴りその内容は「人が倒れた」
なんとまあいろんなことが。
よく聞くと暑さにやられて脱水症状になったと。
更に聞くと前日酒飲みすぎったって。
今なら熱中症だと大騒ぎになっていただろうが当時は熱中症という言葉もなく飲み過ぎたお前が悪いと一蹴。
熱中症君をその辺に寝かせ仕事は続く。
しかしそのことがあってから元請け殿はアイス飲んを準備してくれ休憩時間に交換し熱くなた物は冷蔵庫で冷やすよう大型の冷蔵庫まっで準備してくれた。
そしてこれをきっかけに暑くて気分が悪くなったらすぐに申し出て休憩するようにとお達しが出た。
しかし無理をせずにはいられない。
工期はとっくに過ぎている。

続く

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